登戸クリニック

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そらまめ外来
(慢性腎臓病外来)

Medical

Chronic kidney diseaseそらまめ外来
(慢性腎臓病外来)

慢性腎臓病(以下CKD)とは、慢性的に腎臓の機能が低下し、そのまま放置すると最終的に末期腎不全となり、人工透析や腎移植を受けなければならない新しい病気の概念です。

CKDの原因は様々なものがあり、糸球体腎炎のようなもともと腎臓自体の病気の他に、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病や、肥満、喫煙習慣なども危険因子となります。またその逆に、脳卒中や心筋梗塞などの心血管障害発症の危険因子でもあるCKD自体が、さらに原因疾患を増悪させたり、新たに病気を引き起こしたりして、「病気が病気を呼ぶ」悪循環のきっかけにもなります。

初期のCKDはほとんど自覚症状がなく、気がつかないうちに腎機能が低下してしまうことが多く、これも患者を増加させてしまう原因のひとつです。CKDの進行を抑えるためには適度な運動と生活習慣の改善はもちろん、原因となっている病気をしっかり治療することが大切です。

慢性腎臓病外来ではeGFR60ml/min未満の腎機能の患者さんを対象に腎臓専門医が担当し、腎臓病だけでなく、原因疾患である高血圧や糖尿病を「腎保護」に視点を置き、検査治療いたします。
またeGFR 30ml/min未満の高度腎機能障害の患者さんは色々な点に目を配る必要があるため、時に30~60分かけて診察や検査説明を行います。
残念ながら腎機能が低下し透析療法(血液透析もしくは腹膜透析)や腎移植の必要性が高くなった患者さんに対しては、各治療の功罪について説明しどちらを選択するか一緒に考えて参ります。